認定を取得するための作業は、実際には直接、建設省で説明するというより、専門家である大学の先生や研究所の先生か所属する委員会に対して申請を行い、評価をしてもらうことになります。木質パネル接着工法に要求される性能を想定し、その実験報告書と構造計算書をつくって提出するわけです。もちろん実験をしてデータを取る作業は技術開発するうえで当たり前のことなのですが、木質パネル接着工法のように独自の新しい工法では、
三十八条認定を取得するには... の続きを読む
建築設計に携わる人は誰でも、建築士の資格を必要とするのは、いうまでもありません。建築士の資格は一種類ではなく、一級建築士・二級建築士・木造建築士などに分かれています。一般の人は、たとえば名詞に一級建築士という肩書きがあると、建築のことなら何でも知っていてどんな建物でも設計できると錯覚してしまいますが、そんなことはありません。医療の世界で医師国家試験に合格した医師が、すべての治療ができるかといえばそ
一級建築士はスーパーマンではない... の続きを読む
東京二三区における人口の増加は、中央区だけではない。多くの区で容積率や斜線制限の緩和などにより高層マンションが建設され、人口は増加している。都心の供給床が増え都心回帰はいろいろなところで進んでいる。人口の増加に比例して、平均して中央区の地価が上昇したわけではない。床面積の供給が倍増し、単位面積の利用価値も倍増したが、需要もほぼ倍増だったので、中央区全体を平均すれば地価は若干の値上がりに留まっている
都心の人口増加... の続きを読む
「計画換気」を行えばつねに過不足のない換気が行えますので、冷暖房の熱を余分に損失することも、換気の不足による空気汚染が発生することも、ともになくなります。さらに、換気装置に空気清浄や加湿・除湿の機能を付加してやれば、外気は換気装置だけから導入されるので、花粉の除去や湿度調整も効果的に行え、花粉症や低湿度によるかぜや肌荒れを防止したり、熱帯夜の不快な蒸し暑さを解消したりすることも、わずかなエネルギー
建物の温度差を駆動力とするパッシブ換気... の続きを読む
工事業者(売り手)に対して、「このほかにもアンカーボルトのない所があるはずだ。羽子板ボルトがない所もあると思う、しっかり調べてくれ。基礎のコンクリートの強度はどれぐらいかも調べて欲しい」などと、欠陥を明らかにするよう要望したり指示する人が大勢います。また「○○先生に調査してもらう費用を業者側で負担して欲しい」と言う人までいます。もちろん、業者が承諾すればよいのですが、断られればそれでおしまい。納得
欠陥(瑕疵)の立証責任は被害者にあり... の続きを読む
私には4人の子供がいます。長男と次男はすでに家を出て一人暮らしをしており、家内と私、三男、四男の4人が暮らしています。私はこれまで9回、引っ越しをしています。そのうち半分以上は、家づくりの参考にするため、目的を持って借りたり、建てたりしたものです。現在の家でも、私は構造、仕上げ、設備、間取りなどでいろいろ実験をしています。ただ、子供部屋のプランだけは昔から一貫して同じ考え方を貫いています。「居心地
子供部屋は居心地悪く... の続きを読む
家を建てようとする時、誰もが真剣に悩みます。「私たち家族にとって、いい家とはどんな家だろう」「手持ちの資金で、どれだけの家を建てられるのだろう」「すべてをまかせても安心な会社はあるのだろうか」このような悩みを解決しようとすると、今度はまた別の不安が出てきます。「一つの会社に相談して、大丈夫だろうか」「営業マンにせかされながら家づくりをするのは嫌だな」それでも、なんとか家づくりの情報を得たいと思い、
モデルハウス見学が落とし穴... の続きを読む
海外旅行に行ったときのホテルやコテージ、ホームステイしたときの家の間取り、あるいは数々の映画に登場する家などをイメージします。それが、資産価値の高い物件の要件になっていることが多いのです。その街の、その立地に、何か最も適しているか。そういうことが見抜けるようになるためには、プランナー思考を鍛えるのが一番の早道です。実際のプロは、それに加え、どうコストダウンするかまで考えるものですが、読者はそんなこ
「究極の街選び」のためのセンスを養う... の続きを読む
気候の変化に左右されにくい、夏涼しく、冬暖かい家にするためには、高断熱・高機密の外断熱工法が絶対条件です。建物の外側にしっかり施工された断熱ラインは機密性を確保するため、各部屋の温度差が少なくなり、部屋から廊下に出ても、また冬の入浴も寒さを感じずにすみます。「ヒートショック」といわれる、急に暖かいところから寒いところに出たときの体への悪影響を防げます。そして断熱性の高い高気密の住宅なら、少ないエネ
外断熱工法であること... の続きを読む
ワンルームマンションというもの自体、かなり虚業的性格が強く、杉山商事が営業停止処分を受けたことからもそれがうかがえる。しかもこのような業者はたぶん何行からも借り入れており、融資している金融機関はその経営の実態をうまく把握できないことがある。そのうえ、手形等を多発しているから、いつ不渡りを出すかもしれず、救済の方法すら立てられないケースも出てくる。いまや昭和62年ごろまで派手に宣伝を行っていたワンル
経済情勢全体が好調... の続きを読む