阪神大震災でわかったことは、活断層の上に建物を建てればどんなに強固に造っても崩壊してしまうということであった。アメリカのカリフォルニア州ではすでに、活断層による被害が起こる可能性のあるところでは、地質調査をしたうえで活断層の上を避けて建てることが法的に定められているそうである。それなら、地震先進国といわれる日本で、そういった法律がなぜまっ先に制定できなかったのか不思議である。「関西には活断層がたくさんあって、すでに活動期に入っているのではないか。最近は静かなだけで、いつ大きな地震が起きても不思議ではなかった」と専門家は警告していたというが、ほとんどの人は阪神大震災のあとではじめて知ったに違いない。それほど危険ならどうしてもっと知らせる努力をしなかったのか、と私は思う。
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