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海外の家は気候・風土にあった住宅が主流

2011.10.07

海外の住宅はどう違うのでしょうか。まず海外の建物は、あまり流行がなく、その土地の風土、気候に合った建て方が昔から受け継がれています。住宅はその土地に住む、先人たちによって受け継がれてきた、何百年以上にも及ぶ知恵の結集です。建物を近代的に進化させた場合でも、受け継いだ文化を大事にしています。カナダの雪深いロッキー山脈近辺には、ログハウス。ヨーロッパの石の産地には、石造りの家。アメリカの空気が乾燥している西海岸では、木の外壁にペンキを塗って仕上げた家、というように、さまざまな家は、すべてその土地の風土、気候を考慮した建物で、現代でも大切に受け継がれ、建てられているのです。日本のように、各メーカーが鎬を削って、新商品を発売するような文化は、海外にはありません。また、ハウスメーカーと言われる住宅の大企業も存在しません。昔の日本のように、ビルダーと呼ばれる大工さんが今でも家を建てています。また、日本のように建築資材が、毎年のように新商品として出されることもありません。私は、今から20年ほど前から、海外の資材を使用した建物を建ててきましたが、その当時の資材と現在の資材は、ほとんど変化がないのです。変化した物を見つけるのが大変なほど、変化していません。こうしたことからも、住宅自体そのものにも、変化がないのが分かります。

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