投資家の多くは、対象SPCの貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書が監査法人や公認会計士による十分な監査や精査のうえに出されたものであることを信じている。では、ビークルの運用資産である不動産やモーゲージなどは、どうやってチェックされているのだろうか。不動産または不動産信託受益権ならば、まず、不動産鑑定評価書を読み込むことなるが、その際に評価額だけを鵜呑みにしてしまうことに問題がある。モーゲージであればそのローン価格は適正か、また、どうやって評価額が査定されたのかを知っておく必要がある。
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二〇〇八年からは、企業活動が正当に行われているか、その内部統制をチェックする業務も加えられる。監査法人の責任は、非常に複雑かつ重くなっている。法的には問題がないように思えても、粉飾決算などを見過ごしてしまうと訴訟にも発展しまう。