東京の町は戦災にあっているために、町並みの多くは失われたが、すべてが失われたわけではない。そういう戦前の地割りが残り、狭い曲がりくねったような道が残っているところを歩くと、なぜかリラックスして、自然に肩の力が抜けてくる。それがなぜかという問いに答えることは、なかなかたいへんな問題でいくつもの要素を含んでいる。一つにはスケールの問題があるだろう。具体的に地名を挙げると、たとえばたまたま私の仕事場のある東京の鬼子母神のあたりもそうである。ここでは交通機関が都電である。一両編成と車両も小さい。したがって駅も小さい。線路も広くはなく、まるで人々の生活をかすめて走るように軒先を走っていく。スピードも速くはないし、音も静かだ。これに比べれば、JRの列車はきわめて凶暴な存在である。人のスケールでつくられていること、それがある町が心地よいと感じる上で重要な要素なのではないか。同じように、マンションにも適切なスケールがあると考えている。建物は四階以下で、広さも一〇〇〇坪以下というようなささやかな建築物である。
(参考情報)
春日市の新築一戸建て一覧
春日市の新築マンション一覧
春日原の賃貸・部屋探し情報一覧
春日井市の賃貸・部屋探し情報一覧
春日の賃貸・部屋探し情報一覧