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金利の選択は価値観によって異なる

2011.11.11

気をつけなければならないのは、金利や支払金額にとらわれて、知らず知らずのうちに行動が矛盾しないようにするということです。たとえば、長期固定を選んで繰上返済をするのは矛盾した行為です。これから金利が上昇することを見越して長期固定ローンを組んでいるのであれば、繰上返済はせずに、その分を運用にまわしたほうがいいでしょう。金利が高くなるほど運用益は上がります。世間では、「金利上昇は大変ですよ。老後にローンが残ると大変ですよ」と不安をあおって、「長期固定&繰上返済」という「矛盾」が「常識」になっています。

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これは憂うべき状況です。私は短期固定ばかりを勧めているように思われるかもしれませんが、借り入れ当初に、繰上返済の可能性の見込めない人など、状況によっては10年固定を勧めています。また、短期固定には、返済期間終了後、金利上昇によるリスクがあるのは確実ですから、「自分はお金よりも安心に比幅を置きたい」という人は、唯々と長期固定を選んでもらえばいいのです。その場合は、「安心=コスト」だと考えてください。住宅ローンの選択は人それぞれの価値観です。皆さん一人ひとりの「考え方」が違うように、住宅ローンにも、だれにでも当てはまるような「正解」はありません。